Kyoto Renaissance Club
2003.5.19
5月19日(月)、京都造形芸術大学映像ホールにおいて平成十五年度第一回京都文藝復興倶楽部総会及び交流会を開催しました。
総会では、芳賀徹代表幹事の挨拶の後、役員の紹介に引き続き、幹事会において承認された今年度の事業計画が、山田純二事務局長より報告されました。特に今年度は、昨年実施したシンポジウム・企業訪問の事業の他、新たに、本学教員とともに古佛を巡る「京都文藝復興倶楽部ツアー」の企画、本学学生の倶楽部支援組織「スチューデントスタッフ」の紹介が行われました。
また、今年度秋に関西で実施される文化庁主催の「関西元気文化圏構想」の全面協力参加が文化庁の依頼により、芳賀徹代表幹事から提案、発表されました。この「関西元気文化圏構想」は政治、経済の他、文化までもが東京に一極集中している現状を何とか関西の持っている「文化」によって元気づけようとする試みであり、まさしく京都文藝復興倶楽部の主旨と合致するものです。京都文藝復興倶楽部の活動がますます注目されるようになってきました。
総会の後、一周年特別記念講演として、本学姉妹校である東北芸術工科大学より長谷川文雄大学院長による「地域ブランド創造の条件」、竹村真一教授による「京都におけるユビキタス社会」の講演を頂きました。講演では、“銀座が銀座たるゆえん”や“どこでも観光”など、今話題のテーマやITをツールとした提案をして頂き、参加者から「ぜひ、自分のところで使ってみたい」等の声が上がっていました。
京都文藝復興倶楽部では文化庁の本倶楽部オブザーバー就任にともない、今年度、関西を中心に行われる関西元気文化圏構想に協賛することになりました。