平成21年度 京都文藝復興倶楽部 事業報告および事業計画
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これまでの活動と平成21年度の事業計画について
平成14年度に発足した本倶楽部も今年で8年目を迎えます。この8年の間に我々を取り巻く環境は大きく変化したのではないでしょうか。これまでの8年間、本倶楽部では、文化・芸術を中心とした大学が有している知的資源と会員企業・団体が有する様々な資源を有効に活用しながら、京都を中心とした産業界・行政・地域社会の活性化と課題解決を目指してきました。東京一極集中や少子高齢化、百年に一度と言われる未曾有の経済危機など、我々を取り巻く環境は、非常に厳しいものがありますが、その現実を直視しつつ、この厳しい時代だからこそ文藝による京都復興、日本の活性化を目指し、次の各事業を推進します。
1.総会・幹事会・運営委員会
2.研究事業
3.教育事業
4.情報発信事業
5.サービス事業
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総会・幹事会・運営委員会
(1)平成20年度総括および懇親会
期日:平成21年7月18日(土)15:00〜
@総会(年間事業計画 他)京都ロイヤルホテル&スパ
A講演(芳賀徹名誉代表幹事、村田吉弘氏による講演)
B懇親会
(2)新体制【新規】
第一回幹事会
期日:平成20年10月3日(木) 1:30〜2:30  京都造形芸術大学役員室
名誉代表幹事:芳賀徹
代表幹事:大野木啓人(京都造形芸術大学芸術学部長)、
幹事:生田敦夫(京都保存修復研究所所長)、寺前浄因(高台寺執事) 乾明紀(京都造形芸術大学准教授、プロジェクトセンター副センター長)
監事:志村文衛(株式会社ア・ファクトリー 専務取締役)
事務局長:浅埜之博(京都造形芸術大学)
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研究事業
(1)シンポジウムの開催【新規事業】
主催:京都文藝復興倶楽部・京都教育懇話会(同会については、9頁参照)
企画名:「食と教育」(仮)
期日:平成21年10月7日(水)15:30開場予定
場所:春秋座
構成:パネルディスカッションおよびレセプション
コーディネーター候補:池上彰(ジャーナリスト)
パネリスト候補:門川大作(京都市長)・千住博(京都造形芸術大学長)・徳岡邦夫(株式会社京都吉兆代表取締役)他
(内容 )京都教育懇話会と共催でおこなうため、調整のうえ、幹事会において、登壇者や内容について決定していく。なお、現在以下の方向性でパネルディスカッションを検討している。『日本人の作る料理がひとつの芸術として注目されている一方、食を取り巻く社会環境は、それを支える人や構造が脆弱になっている。この状況は、文化芸術と教育を取り巻く環境と同根の問題を含んでいる。豊になったと見えるその裏で見落としてきた環境づくり、人づくりについて知恵を集め、その後の活動につなげていく。』
(2)二水会の開催
会員間の交流と新たな事業創出、会員各位の活性化やコラボレーションなどを目的に毎月第二水曜日を原則開催日とした勉強会を開催しています。プログラム内容、講師などについては、会員の提案などを元に幹事会で決定し実施しています。
提案に制約はありませんので、幹事または事務局にご提案、ご相談ください。また、毎回、勉強会終了後は軽食などを用意し、懇親会を開催しています。ぜひご参加ください。
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教育事業
(1)プロジェクト型教育プログラムの開発と実施
京都造形芸術大学では、企業や自治体の課題解決や価値創造に芸術の力で貢献し、加えて学生の社会人基礎力(前に踏み出す力・考え抜く力・チームで働く力)の養成などを目的とした産学連携、官学連携のプロジェクト型教育プログラムを実施しています。
各会員の方々にも積極的に教育活動に参画していただき、次世代を担う人材育成に貢献いただこうと考えています。本年度実施プロジェクトについては幹事会にて決定し、京都造形芸術大学プロジェクトセンターと連携のうえ実施していきます。
(2)会員企業参加型授業の開催
昨年度より本倶楽部会員の協力を得、京都造形芸術大学の正課科目「京都学」、「百科学」に講師として参加をして頂いております。今年度も各会員企業の方々にご協力をお願い致します。

<京都学・百科学シラバス抜粋>
京都学:芸術文化都市京都の伝統産業、伝統工芸に携わる11名の第一線の職人、作家、経営者が、ものづくりの真髄を肉声で語りかける「京都文藝復興」を掲げる京都造形大学ならではの授業。和の文化を支え続けてきた人間の生き様と考え方、研ぎ澄まされた感性と手仕事による技術の粋を目の当たりにすることにより、伝統を現代に生かす、ものづくりの真の意味を学びます。

百科学:いろんな世界で活躍する人々が「人間とは何か?」「芸術とは何か?」「どう生きるべきか」など大学人として最も大切な事柄を伝える。そして、卒業までの目標や就職活動の指標になる内容である。
(3)キャリア教育・採用活動への支援
学生のキャリア教育の一環として開催している京都造形芸術大学の合同企業セミナー・同面接会にご参加いただけます。また、本倶楽部会員企業と京都造形芸術大学生とのマッチング交流会の開催についても同大学のキャリアセンターとご相談いただけます。申し込み方法などについては、事務局にご相談ください。
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情報発信事業
一昨年度、京都文藝復興倶楽部ホームページを刷新させましたが、引き続き掲載内容の充実と情報更新頻度を高め、本倶楽部の活動や有益な情報を発信していきます。
サービス事業
(1)コーディネート機能
京都造形芸術大学と産学連携を希望される場合、本倶楽部事務局が専用の窓口となりコーディネートを担当します
(2)京都造形芸術大学・講義系公開講座の無料化
昨年に引き続き京都造形芸術大学で開催します公開講座(講義形式)へ、会員の皆様を無料ご招待いたします。
現在、「日本芸能史」(通常半期受講料:12,000円)を開催しています。受講を希望される方は、京都文藝復興倶楽部事務局までお申し出下さい。
(なお、講座により定員を設けさせて頂いております。)
(3)大学主催各行事へのご招待
例年同様瓜生山薪能・卒業制作展や各シンポジウムに会員企業の皆様をご招待致します。各企業の社員教育の場や研修会の場としてもご利用下さい。
(4)京都教育懇話会への加入、連携
昨年5月、京都の教育界、経済界、メディアが連携し、21世紀の社会を担う人材育成を目指す「京都21世紀教育創造フォーラム実行委員会」の下に、幅広く人材育成のあり方について議論、交流する場として「京都教育懇話会」が設立されました。高等教育だけでなく、初等中等教育のあり方についても意見交換ができることから本倶楽部として加入する意義があると考え、法人会員に入会しました。これにより会員どなたでも同懇話会に参加できることが可能となりました。なお、独自に同懇話会にご加入いただくことも可能です。詳細については、京都教育懇話会のWEBサイトなどをご参照ください。
「京都教育懇話会」 http://www.ritsumei.ac.jp/ikkan/konwakai/
参考:教育懇話会について
京都教育懇話会のテーマ
京都教育懇話会 組織図
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