平成30年度 京都文藝復興倶楽部 事業計画
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平成30年度の事業計画について
本倶楽部も16年目を迎え、京都地域を中心とした産業の活性化と文化芸術の発展に寄与させて頂こうとシンポジウム・研究会の開催、産官学連携事業の実施など大学と会員団体間の密接な関係のもと取組みを行って来ました。特に産官学連携プロジェクトには、年間約95件・約1,250名の学生達が参加し、積極的な連携活動を展開しており、当倶楽部発足当初の目的が達成され、一定の成果があがり、次のステップを考える時期に来ていると感じています。
16年目を迎えるにあたり、今まで蓄積してきた京都の素材・人材・技術を生かし京都のブランド力を高め、世の中に発信することが今一番必要であり、より明確な目的を達成する為の組織づくりへと当倶楽部を再編していかなければならないと考えております。
昨年度も実施しました、京都文藝復興倶楽部サロンは、多彩なゲストをお呼びし、会員同士の交流を深める場として好評を得たと考えております。今年度も引き続きこの事業を継承していき会員同士の交流がますます活発になるような企画にしたいと考えております。
総会・幹事会・体制
(1)総会
日 時:2018年7月6日(金)
場 所:京都タワーホテル
総 会:平成29年度事業報告および決算報告
            平成30年度事業計画および予算案の承認、
            その他、意見交換
懇親会:総会終了後に開催
(2)幹事会・体制
名誉代表幹事:芳賀徹、代表幹事 尾池和夫(京都造形芸術大学学長)
幹事:細尾真生(株式会社細尾)、住井啓子(小丸屋住井)、
         木村俊昭(株式会社TNCブライダルサービス)
監事:宮井宏明(宮井株式会社)
事務局長:浅埜 之博(京都造形芸術大学法人事務総局秘書課)
交流事業
(1)京都文藝復興倶楽部サロンの開催
今年度も昨年度に引き続き、芸術・文化に関する取組みについては、大学で開催される公開講座や春秋座での公演等を会員企業の皆さんにご案内し、それぞれが興味のあるものに参加する形をとり、会員企業がより交流を図れる場として、サロンを開催することと致します。このサロンは幹事持ち回りで開催場所を選定し、定期的に開催致します。また、会員企業から紹介された方も参加可能です。この交流の場を利用し、京都文藝復興倶楽部の輪をさらに広げていきたいと考えています。
教育事業
(1)プロジェクト型教育プログラムの開発と実施
京都造形芸術大学では、企業や自治体の課題解決や価値創造に芸術の力で貢献し、加えて学生の社会人基礎力(前に踏み出す力・考え抜く力・チームで働く力)の養成などを目的とした産学連携、官学連携のプロジェクト型教育プログラムを実施しています。
(2)京都造形芸術大学正課科目への協力
京都造形芸術大学の求めに応じ、会員企業が講師として、正課科目「京都学」、「百科学」に協力します。

<京都学・百科学シラバス抜粋>
京都学:芸術文化都市京都の伝統産業、伝統工芸に携わる11名の第一線の職人、作家、経営者が、ものづくりの真髄を肉声で語りかける「京都文藝復興」を掲げる京都造形大学ならではの授業。和の文化を支え続けてきた人間の生き様と考え方、研ぎ澄まされた感性と手仕事による技術の粋を目の当たりにすることにより、伝統を現代に生かす、ものづくりの真の意味を学びます。

百科学:いろんな世界で活躍する人々が「人間とは何か?」「芸術とは何か?」「どう生きるべきか」など大学人として最も大切な事柄を伝える。そして、卒業までの目標や就職活動の指標になる内容である。
(3)キャリア教育・採用活動への支援
会員の採用活動の支援、京都造形芸術大学の就職支援を目的に、京都造形芸術大学キャリアセンターとの連携をはかります。
(4)共催事業
京都文藝復興倶楽部会員と連携した共催事業については、本倶楽部の趣旨に合致しているものであれば、積極的に推進することとします。
情報発信事業
(1)ホームページとフェイスブックによる情報発信
ホームページとフェイスブックページの掲載内容の充実と情報更新頻度を高め、本倶楽部の活動や有益な情報を発信します。
※会員情報の掲載を希望する場合は、事務局まで内容をメールでご連絡ください。
サービス事業
(1)コーディネート機能
京都造形芸術大学と産学連携を希望される場合、本倶楽部事務局が専用の窓口となり、コーディネートを担当いたします。
(2)京都造形芸術大学・講義系公開講座の無料化
昨年に引き続き京都造形芸術大学で開催する公開講座(講義形式)へ会員は無料招待致します。現在、「日本芸能史」(通常半期受講料:15,000円)を開催しています。
※受講を希望される方は、京都文藝復興倶楽部事務局までお申し出下さい。(なお、講座により定員を設けさせて頂いております。)
(3)大学主催各行事へのご招待
例年同様瓜生山薪能・卒業制作展や各シンポジウムに会員企業の皆様をご招待致します。
※各企業の社員教育の場や研修会の場としてもご利用下さい。
年間スケジュール
5月17日18:30〜 薪能(終了)
7月6日18時〜 総会、懇親会
8月16日 大文字送り火鑑賞会
9月15日、16日 京都造形芸術大学・学園祭
2月9日〜2月17日 京都造形芸術大学 通学部、卒業・修了制作展
3月10日〜3月17日 京都造形芸術大学 通信教育部、卒業・修了制作展
その他、京都文藝復興倶楽部サロンの開催については、別途日程をお知らせ致します。



【日本芸能史】
2018年度テーマ 「人間国宝の世界」「能と狂言の世界」

人間国宝とは文化財保護法に基づき重要無形文化財の保持者として認定された「人」を指す通称である。無形文化財とは、演劇、音楽、工芸技術その他の無形の文化的所産をいう。これに対し建造物、絵画、彫刻、工芸品などの「物」を有形文化財という。
人間国宝の演劇・音楽部門はそのまま芸能でおるが、工芸は芸道である。他方、有形文化財はすべて芸道である。文化財保護法を制定したときに、芸能や芸道が考慮されたとは思えない。しかし、日本人が伝統文化について何らかの制度や組織を創ろうとするとき、必然的に芸能と芸道、その両者を誕生させた祭り、そして祭りの主役となる神が働きかけてくるのである。
「人間国宝の世界」「能と狂言の世界」の二つのテーマを貫くものは、これまで本講座が追求してきた「神と人」である。

前期(全8回)5月7日(月)〜6月25日(月) 
後期(全14回)9月24日(月)〜12月24日(月) 
毎回月曜日 16:30〜17:50

【前期】 「人間国宝の世界」
・5/ 7  総論___________諏訪春雄
・5/14  能____________大槻文蔵/聞き手 天野文雄
・5/21  三線___________照喜名朝一/聞き手 嘉数道彦
・5/28  琵琶___________奥村旭翠/聞き手 田口章子
・6/ 4  文楽三味線________鶴澤清治/聞き手 田口章子
・6/11  狂言___________山本東次郎/聞き手 田口章子
・6/18  長唄三味線________今藤政太郎/聞き手 田口章子
・6/25  京舞___________井上八千代/聞き手 田口章子


【後期】 「能と狂言の世界」
・ 9/24  総論(能・狂言の誕生)___諏訪春雄
・10/ 1  理論(能という舞台芸術)__天野文雄
・10/ 8  シテ___________金春安明(金春流前宗家)
・10/15  謡____________井上裕久(観世流シテ方)/聞き手 天野文雄
・10/22  シテ___________観世清和(観世宗家)/聞き手 天野文雄
・10/29  狂言___________茂山忠三郎(大蔵流)
・11/ 5  シテ___________金剛永謹(金剛流宗家)
・11/12  ワキ___________福王茂十郎(福王流宗家)
・11/19  囃子 笛方________藤田六郎兵衛(藤田流家元)/聞き手 渡邉守章
・11/26  シテ___________宝生和英(宝生流宗家)
・12/ 3  狂言___________野村萬斎(和泉流)/聞き手 渡邉守章
・12/10  シテ___________高林白牛口二(喜多流)/聞き手 天野文雄
・12/17  囃子 鼓方________大倉源次郎(大倉流小鼓方宗家)亀井宏忠(葛野流大鼓方家元)/聞き手 渡邉守章
・12/24  理論
 (日本文化の象徴としての能・狂言)__諏訪春雄
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